专利摘要:
複数の資源がトラフィックの搬送のために利用可能なシステムにおいて、スケジューラは、送信されたRUMが対象とする資源に、より高いスケジューリング優先順位を与え得る。例えば、ノードが割り当てられたキャリアの組のうちの特定されたキャリアを予約するためのRUMを送信している場合、スケジューラはRUMの結果、このキャリア上で干渉がより少ない可能性があるので、トラフィックを特定されたキャリア上でスケジューリングすることをまず試み得る。
公开号:JP2011515053A
申请号:JP2010549898
申请日:2009-03-05
公开日:2011-05-12
发明作者:グプタ、ラジャルシ;スタモウリス、アナスタシオス
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H04W72-10
专利说明:

[0001] この出願は、2008年3月5日に出願されかつ共通に所有されている米国仮出願番号61/034,097の利益および優先権を要求する。また選定代理人事件整理番号071803P1であり、本開示の内容は、ここにおいて参照することによって本明細書に組み込まれる。]
技術分野

[0002] この出願は、概して無線通信に関し、より具体的には(しかし、排他的ではない)トラフィックのスケジューリングに関する。]
背景技術

[0003] 無線通信システムを配備することは、典型的には干渉緩和方式の何らかの形態を実施することを含んでいる。いくつかの無線通信システムでは、干渉は近隣の無線ノードによって引き起こされ得る。例として、セルラ・システムでは、第1のセルの携帯電話(cell phone、セル式電話)または基地局のワイヤレス送信は、近隣のあるセルの携帯電話と基地局との間の通信と干渉し得る。同様に、Wi−Fiネットワークでは、アクセス端末または第1のサービス・セットのアクセス・ポイントの無線送信は、近隣のあるサービス・セットのアクセス端末と基地局との間の通信と干渉し得る。]
[0004] 米国特許出願公開番号2007/0105574は、無線チャネルの公平な共有が資源活用メッセージ(resources utilization message、「RUM」)の使用を通じて送信ノードおよび受信ノードによる送信を共同でスケジューリングすることによって円滑にされ得るシステムを記述している。ここで、送信ノードは、自身の近隣の資源使用可能度(availability)についての知識に基づいて資源の組を要求し得、受信ノードは、自身の近隣の資源使用可能度についての知識に基づいてこの要求を許可し得る。例えば、送信ノードはその周辺の受信ノードを聞くことによってチャネル使用可能度を割り出し得、また、受信ノードはその周辺の送信ノードを聞くことによって干渉の可能性を割り出し得る。]
[0005] 受信ノードが近隣の送信ノードからの干渉にさらされる場合、この受信ノードは近隣の送信ノードにそれらの妨げる送信を抑えさせるためにRUMを送り得る。関連する側面によれば、RUMは、受信ノードが(例えば受信の際に観察する干渉により)不利な状況に置かれており(disadvantaged)かつ衝突防止送信モードを望むことを示すだけでなく、受信ノードが不利な状況に置かれている程度も示すように、優先順位を与えられる(例えば、加重され得る)。]
[0006] RUMを受け取る送信ノードは、自身がRUMを受け取ったという事実とその優先順位とを利用して適切な応答を割り出し得る。例えば、送信ノードは、送信を避けることを決定するかもしれないし、または1つ以上の指定のタイムスロット中で自身の送信電力を減じるかもしれないし、別のキャリア上で送信するかもしれないし、RUMを無視するかもしれないし、または他のある対策を取るかもしれない。こうして、RUMおよび関連する優先順位を通知することは、システム中の全てのノードに公平な衝突防止方式を提供し得る。]
[0007] 本開示の実例的側面の要約が続く。本明細書中の用語面に対して言及することはいずれも、本開示の1つ以上の側面を指し得ることが理解されるべきである。]
[0008] 本開示は、いくつかの側面において、1つ以上の資源について送られたRUMに基づいたトラフィックのスケジューリングに関する。例えば、複数の資源(例えばキャリア(搬送波))がトラフィックを搬送するために利用可能な複数資源システム(multi-resource system)では、スケジューラは、1つ以上のノードが1つ以上のRUMを送信した対象である資源(例えば利用可能資源の部分集合(subset、一部))を特定する。次に、スケジューラは送信されたRUMが対象とする資源に、より高いスケジュール優先度を与え得る。換言すると、ノードが、ある指定された資源を予約するためにRUMを送信した場合、スケジューラはまずこの指定された資源上でトラフィックをスケジューリングすることを試みる(このことは、関連するRUMが送信されていない資源とは対照的である)。なぜなら、そのRUM故に、指定された資源上は干渉がより少ないかもしれないからである。]
[0009] RUMの送信に利用される資源についての優先順位スケジューリングは相違する種類のトラフィックについて相違する方法で実行され得る。例えば、順方向リンク・トラフィックに対して逆方向リンク・トラフィックをスケジューリングする場合、相違するソースからのRUMが考慮に入れられ得る。]
[0010] マルチキャリア方式の逆方向リンクについては、アクセス・ポイントはマルチキャリアRUM(これは例えばRUMが適用されるキャリアを示すキャリア・マスクを含んでいる)を送信し得る。このRUMが1つ以上の指定のキャリアについての競合に勝利した場合(例えば、アクセス・ポイントは、自由に次のタイムスロットにおいて受信することが可能である)、アクセス・ポイントは指定されているキャリアのサブキャリアを、自身が受信することを望むホップに割り当て得る。この場合、キャリア・マスクにおいて示されたキャリア(すなわちRUMされたキャリア(RUM'ed carrier))はいずれも干渉がより少ないだろう。普段はこれらのキャリア上で動作する干渉する送信器がこのRUMに応答して引き下がった(back off)かもしれないからである。対照的に、RUMされていない(non-RUM'ed)キャリア(すなわち関連するRUMが送信されなかったキャリア)は干渉がより多いかもしれない。干渉する送信器は、これらのキャリア上で自由に送信することが可能だからである。したがって、アクセス・ポイントは、逆方向リンク・トラフィックをスケジューリングしている場合、RUMされたキャリアに優先順位を与え得る。]
[0011] マルチキャリア方式の順方向リンクについては、アクセス・ポイントと関連した(例えば、アクセス・ポイントによってサービス提供されている)アクセス端末は、相違するキャリアを指定するRUMを送信し得る。アクセス・ポイント(これは、例えばスケジューリングを行い、またこれらのRUMを全て聞いている)は、成功したRUM(例えば、比較的相互に近くにある複数のアクセス端末からの競合する複数のRUMの中で最も高い優先順位を有するRUM)に関連するキャリアは干渉がより少なそうであることを認識し得る。これらのキャリア上での干渉する送信器が引き下がったかもしれないからである。対照的に、RUMされていないあらゆるキャリア上ではさらなる干渉があり得る。したがって、アクセス・ポイントは、順方向リンク・トラフィックをスケジューリングしている場合、RUMされていないキャリアに優先順位を与え得る。]
[0012] 順方向リンクについては、アクセス・ポイントは、自身に関連するアクセス端末によって送信された、いくつかのRUMを考慮し得る。例えば、アクセス・ポイントは、自身に関連する複数のアクセス端末によって送信されたキャリア標識(indication)組合せ(union)を使用してスケジューリング中に優先順位を与えられるキャリアを特定し得る。スケジューリングがサブキャリアごとに実行される場合、アクセス・ポイントは、優先度のより高いRUMに関連するキャリアに属するサブキャリアに優先順位を与え得る。]
[0013] また、アクセス・ポイントは、近隣の受信ノード(例えば順方向リンクについては関連しないアクセス端末または逆方向リンクについては隣接アクセス・ポイント)によって送信された任意のRUMも考慮に入れ得る。相違するRUMを送信しているノードからのRUMは相違する優先順位(例えば重み)を有し得る。この優先順位は、どのノードが所与の資源についての競合に勝利したかを判断するために使用され得る。例として、順方向リンクについて、あるキャリアに向けられている、アクセス・ポイントの関連アクセス端末からのRUMが、これらの同じキャリアに向けられている近隣アクセス端末からのRUMより低い優先順位を有している場合、この関連アクセス端末からのRUMは恐らく隣接アクセス・ポイントによって無視されるだろう。したがって、これらの隣接アクセス・ポイントは、これらのキャリア上の干渉を引き起こし得る。したがって、その順方向リンクについてトラフィックをスケジューリングする場合、アクセス・ポイントは単に近隣のアクセス端末からのRUMより高い優先順位を有する、関連するアクセス端末からのそれらのRUMのキャリア標識(例えばキャリア・マスク)を検討し得る。]
図面の簡単な説明

[0014] 本開示のこれらの実例的側面および他の実例的側面は、詳細な記述、および続く添付の請求項、および添付図面において記述される。
トラフィックをスケジューリングするために実行され得る動作のいくつかの実例的側面の簡略的なフローチャート。
実例的通信システムの簡略的なブロック図。
1つ以上のアクセス端末を宛先とするトラフィックをスケジューリングするために実行され得る動作のいくつかの実例的側面の簡略的なフローチャート。
1つ以上のアクセス端末からのトラフィックをスケジューリングするために実行され得る動作のいくつかの実例的側面の簡略的なフローチャート。
通信ノードのいくつかの実例的要素の簡略的なブロック図。
通信要素のいくつかの実例的側面の簡略的なブロック図。
本明細書において教示されているようにトラフィックのスケジューリングに関する機能を提供するように構成されている装置のいくつかの実例的側面の簡略的なブロック図。]
[0015] 一般的実務に従って、図面中で例示されている様々な要素は、一定の比率通りではない場合がある。したがって、様々な要素の寸法は、明瞭さのための任意に伸張されたり縮小されたりしている場合がある。また、図面のうちのいくつかは明確化のために簡略化され得る。したがって、図面は、所与の機器(例えば装置)または方法の要素の全てを図示するとは限らない場合がある。最後に、同様の参照数字は明細書および図の全体にわたって同様の要素を表わすために使用され得る。]
実施例

[0016] 本開示の様々な側面が以下に記述される。本明細書の教示が多様な形態において具現され得ること、および本明細書において開示されている任意の具体的な構造、機能、またはその両方が単に代表的なものであり得ることは明らかなはずである。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本明細書において開示されている側面が他の側面とは別個に実施され得ること、およびこれらの側面の2つ以上が様々な方法で組み合わせられ得ることを認識するべきである。例えば、本明細書において示されている任意の個数の側面を使用して、機器が実現され得、または方法が実行され得る。また、本明細書において示されている側面の1つ以上に加えて、またはその1つ以外に他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような機器が実施され得、または、そのような方法が実行され得る。さらに、1つの側面は、請求項の少なくとも1つの要素を具備し得る。]
[0017] 上記の事項の例として、図1において例示されているように、通信方法は、ノードが資源活用メッセージを送信した対象である、複数の資源のうちの1つの資源を特定することと、前記特定された資源についての競合に基づいて前記ノードを宛先とするトラフィックをスケジューリングすることと、を具備する。また、いくつかの側面において、方法は、ノードが資源活用メッセージの優先順位と少なくとも1つの他のノードによって送信された少なくとも1つの他の資源活用メッセージの優先順位とに基づいて、特定された資源についての競合に勝利したと判定することをさらに具備し得る。] 図1
[0018] 例示目的のため、トラフィックのスケジューリングに関する様々な側面は、1つ以上のシステム資源を予約する目的でノード(例えばアクセス・ポイントおよびアクセス端末)が別のノードにRUMを送る無線システムの背景において記述される。本明細書の教示が他の種類のノード、装置、通信リンク、および通信システム、または他の用語を使用して参照される同様のエンティティーにも適用可能であり得ることが認識されるべきである。例えば、アクセス端末はユーザ装置、モバイル・ユニットなどと称され得る。]
[0019] 図2は、無線通信システム200のいくつかの実例的側面を例示している。システム200はノード202および204として概して示されている複数の無線ノードを含んでいる。所与のノードは1つ以上のトラフィック・フロー(例えばデータおよび/または制御チャネル)を受信および/または送信し得る。例えば、各ノードは少なくとも1本のアンテナおよび関連する受信器要素および送信器要素を具備し得る。以下の説明では、用語受信ノードは受信しているノードを参照するために使用され得る。また、用語送信ノードは送信しているノードを参照するために使用され得る。そのように参照することは、ノードが送信動作および受信動作の両方を実行することができないことを示唆しない。] 図2
[0020] ノードは様々な方法で実現され得る。例えば、いくつかの実現形態では、ノードはアクセス端末、中継所、またはアクセス・ポイントを具備し得る。図2を参照すると、ノード202はアクセス・ポイントまたは中継ポイントを具備し得、ノード204はアクセス端末を具備し得る。いくつかの実現形態では、ノード202は、ネットワーク(例えばセルラ・ネットワーク、WiMAXネットワークなど)のノード同士の間の通信を円滑にする。例えば、アクセス端末(例えばアクセス端末204A)がアクセス・ポイント(例えばアクセス・ポイント202A)または中継所の履域内にある場合、それによって、アクセス端末204Aは、システム200の別の装置またはシステム200と通信するように接続されている他の何らかのネットワークの装置と通信し得る。ここで、ノード(例えばノード202Bおよび202D)の1つ以上は、別の1つまたは複数のネットワーク(例えばインターネットのような広域ネットワーク208)への接続を提供する有線のアクセス・ポイントを具備し得る。] 図2
[0021] いくつかの側面では、システム200の2つ以上のノードは、互いに関連付け合って複数ノード同士の間に1つ以上の通信リンクによるトラフィック・フローを確立する。例えば、ノード204Aおよび204Bは、対応するアクセス・ポイント202Aおよび202Cを介して互いに関連付け合う。したがって、アクセス端末204Aへのまたはこれからの1つ以上のトラフィック・フローがアクセス・ポイント202Aを介して確立され得、また、アクセス端末204Bへのまたはこれからの1つ以上のトラフィック・フローがアクセス・ポイント202Cを介して確立され得る。]
[0022] いくつかの事例では、システム200中の複数のノードは、同時に(例えば同じタイムスロット中で)送信することを試み得る。送信ノードと受信ノードとの相対的位置および送信ノードの送信電力によっては、そのような同時通信を信頼性を持って行うことが可能であり得る。これらの状況の下では、例えばキャリア(搬送波)検知多重アクセス(「CSMA」)動作モードを単に使用するシステムと比較して、システム200の無線資源が良好に利用され得る。]
[0023] しかしながら、別の状況の下では、システム200中のノードからの無線送信はシステム200中の関連しないノードにおける受信と干渉し得る。例えば、送信ノード204Bは、ノード202Dがノード204Cに(シンボル206Bによって表わされているように)送信しているのと同時に、ノード202Cから(無線通信シンボル206Aによって表わされているように)受信している場合がある。ノード204Bとノード202Dとの間の距離およびノード202Dの送信電力によっては、ノード202Dからの送信はノード204Bでの受信と(破線シンボル206Cによって表わされているように)干渉する場合がある。同様に、ノード204Bからの送信は、ノード204Bの位置および送信電力に応じてノード202Dでの受信と干渉する場合がある。]
[0024] このような干渉を緩和するために、無線通信システムのノードはノード間メッセージング(messaging)方式を使用し得る。例えば、干渉を経験している受信ノードは、ノードが何らかの点で不利な状況に置かれていることを示すための資源活用メッセージ(「RUM」)を送り得る。RUMを受け取った近隣ノード(例えば潜在的な干渉主体(interferer))は、RUMを送信するノード(すなわちこのRUMを送信した受信ノード)と干渉しないようにするために自身の将来の送信を何らかの方法で抑えることを選択し得る。ここで、受信ノードによるRUMを送信することの決定は、1つ以上の指定された資源によってそのノードにおいて受け取られたデータに関連するサービス品質に少なくとも一部基づき得る。例えば、受信ノードは、自身のリンクまたはフローの1つ以上についてのサービス品質の現在の水準が、サービス水準の所望品質以下に落ちたという出来事でRUMを送信し得る。逆に、サービス品質が許容可能な場合、ノードはRUMを送らないかもしれない。]
[0025] ここで、資源は、例えば、1つ以上のキャリア、1つ以上のサブキャリア(例えば1つのキャリアに関連する周波数帯の部分集合(一部))、1つ以上のインターレース、1つ以上のタイムスロットなどを具備し得る。例示目的のため、本開示の様々な側面はマルチキャリア方式の背景において記述され得る。本明細書の教示が他の種類の資源に広く適用可能であり得ることが認識されるべきである。]
[0026] 上記の事項に留意して、次に、資源をスケジューリングするために実行され得る実例的動作が、図3および図4のフローチャートの背景において記述される。図3および図4の動作(あるいは本明細書において詳述または教示されている他の動作)は、具体的な要素(例えば図5に図示されているようなシステム500の要素)によって実行され得る。しかしながら、これらの動作が他の種類の要素によって実行され得ることおよび異なる個数の要素を使用して実行され得ることが理解されるべきである。本明細書において記述されている動作の1つ以上が所与の実現形態で使用されないかもしれないことも理解されるべきである。] 図3 図4 図5
[0027] 図5は、スケジューリング・ノード(例えばアクセス・ポイント)として指定されているノード502中で、および送信/受信ノードとして指定されているノード504(例えばアクセス端末)中で使用され得る実例的要素を図示している。図5の複雑さを減じるために、2つのノードだけがシステム500において示されている。しかしながら、実際には、システム500(これは例えばシステム200に対応する)のようなシステムは、所与の時刻においてスケジューリング・ノードとして動作する多くのノード、および送信/受信ノードとして動作する多くのノードを有し得る。] 図5
[0028] ノード502および504は、相互に通信しまたシステム500中の他のノードと通信するためのそれぞれのトランシーバ506および508を含んでいる。トランシーバ506は、信号(例えばメッセージ)を送信するための送信器510および信号を受信するための受信器512を含んでいる。また、トランシーバ508は、信号を送信するための送信器514および信号を受信するための受信器516を含んでいる。]
[0029] 例証を目的として、トラフィックをスケジューリングしまたトラフィックおよびRUMを送信/受信することとの関連で使用され得るいくつかの要素が、ノード502において示されている。ノード502は1つ以上の資源(例えば時間スロット、キャリア、サブキャリアなど)上でトラフィックをスケジューリングするためのトラフィック・スケジューラ518を含み得る。ノード502は1つ以上のRUMに関連する優先順位を判断するための優先順位判断器520を含み得る。また、ノード502は、1つ以上の資源を特定するように構成されている資源特定器522を含み得る。ノード502はRUMを生成するRUM生成器524を含み得る。また、ノード502は、(例えば本明細書において詳述されているように)受信トラフィックに関連するサービスの質が許容可能かどうか判断するように構成されているサービスの質判断器526を含み得る。さらに、ノード502は、トラフィックを処理する(例えば、送信されるトラフィックを提供するおよび受信トラフィックを処理する)とともに他の通信に関連する動作を提供するための通信コントローラ528を含み得る。]
[0030] 例証を目的として、トラフィックおよびRUMをまた送信する/受信することとの関連で使用され得るいくつかの要素が、ノード504において示されている。ノード504は受信トラフィックに関連するサービスの質が許容可能かどうか判断するように構成されているサービスの質判断器530を含み得る。ノード504は、干渉がRUMによって取り除かれる予定の1つ以上の資源を特定するように構成されている資源特定器532を含み得る。ノード504はRUMに関連する優先順位を判断するための優先順位判断器534を含み得る。ノード504はRUMを生成するRUM生成器536を含み得る。また、ノード504は、トラフィックを処理するとともに他の通信に関連する動作を提供するための通信コントローラ538を含み得る。]
[0031] 次に図3を参照して、いくつかの動作が、アクセス・ポイントが1つ以上の関連するアクセス端末(例えばノード504)から聞くRUMに(少なくとも一部)基づいて順方向リンク・トラフィックをスケジューリングするアクセス・ポイント(例えばノード502)の背景において記述される。この例において、アクセス・ポイントは、アクセス・ポイントがアクセス端末に送信するトラフィックをスケジューリングし、それによって、アクセス端末が1つ以上のRUMを送信した対象である1つ以上の順方向リンク資源上でトラフィックをスケジューリングすることの試みに対して優先順位が与えられる。記述されている動作が相違する実現形態中の相違する種類のノードによって実行され得ることが認識されるべきである。例えば、いくつかの実現形態では、アクセス端末がトラフィックをスケジューリングするかもしれない。] 図3
[0032] ブロック302〜306は、RUMを生成することとの関連でアクセス端末によって(例えば本明細書において詳述されるような受信ノードとして動作する場合に)実行され得るいくつかの動作を記述している。これらのような動作がシステム中の他のノードによって実行され得ることが認識されるべきである。例えば、所与の時刻において、相違するアクセス端末がシステム中の同じか相違する資源を予約することを目的としてRUMを生成し得る。]
[0033] ブロック302によって表わされているように、アクセス端末(例えばサービスの質判断器530)は、自身が受信トラフィックについてのサービスの質(「QoS」)要件を満たしているかどうか判断する。いくつかの側面では、これらのサービスの質要件は(例えばフル・バッファ・トラフィックについての)スループット、(例えば音声トラフィックについての)レイテンシ、平均スペクトル効率、最小キャリア対干渉波比(「C/I」)、またはいくつかの他の適切な1つまたは複数のメトリックに関する。したがって、ブロック302の判断は、例えば、受信トラフィックについての現在のサービスの質を示す対応するメトリックをサービスの質の所望の水準を示すサービスの質閾値と比較することを含み得る。このようにして、アクセス端末は現在のサービスの質が所望の水準未満(例えば閾値以下)かどうか判断し得る。]
[0034] ブロック304によって表わされているように、いくつかの実現形態において、アクセス端末(例えば資源特定器532)は、トラフィックを受信するための1つ以上の所望の資源を特定し得る。例えば、マルチキャリア方式では、利用可能な帯域幅は多くのキャリア(例えば4つのキャリア)に分割されている。したがって、トラフィック・フローは、1つ以上のキャリアに関してスケジューリングされ得(例えば、所与のキャリアのいくつかのサブキャリア上でスケジューリングされ得)、それによって、資源のより良い共有を可能にする。そのような場合、アクセス端末は、割り当てられたキャリアの(例えば1以上)部分集合(一部)を対象とするRUMを送信することを選択し得る。]
[0035] 他の実現形態では、アクセス端末にサービス提供するアクセス・ポイントは、アクセス端末へトラフィックを送信するために使用される予定の資源を選択し得る。この場合、アクセス・ポイントは、選択された資源の標識(indication)をアクセス端末に送信し得る。そのような選択は静的なものであっても動的なものであってもよい。]
[0036] ブロック306によって表わされているように、アクセス端末が自身のサービスの質要件を満たしていない場合、アクセス端末は特定された資源から干渉波を取り除くことを目的としてRUMを送信する。図5の例では、RUM生成器536がRUMを生成し得る。] 図5
[0037] RUMは様々な形態を取り得る。例えば、いくつかの例では、RUMは一連のトーンから構成され得る。いくつかの例では、相違するトーンは相違する周波数帯にわたり得る。いくつかの例では、相違する装置からのRUMは、ある方法に則って(例えば時間および/または周波数に則って)発せられ得る。]
[0038] RUMは、RUMが当てはまる(例えばブロック304で特定されたような)資源を特定する標識を含み得る。例えば、マルチキャリア方式では、ノードは、RUMが対象とするキャリアの標識を含んだRUMを送信し得る。]
[0039] そのようなキャリア標識は様々な形態を取り得る。例えば、いくつかの例では、キャリア標識は、ビットの組の形態を取り得る。各ビットは1本の木の枝に相当し、各枝はキャリアに相当する。例えば、あるビットは第1キャリアに相当し得、別のビットはキャリアの組(これは、例えば1つ以上のキャリアまたはキャリアの組を含み得る)に相当し得る。他の場合では、キャリア標識は、ビット・マスクの形態を取り得る。例えば、マスクの各ビットは複数のキャリアのうちのただ1つに相当し得る。]
[0040] また、RUMは、例えばRUMを送信するノードが直面した「不利な状況の程度(degree of disadvantage)」を示す優先順位標識を含み得る(例えば、カプセル化し得る)。上述のように、不利な状況の程度は、ノードの実際のサービスの質およびノードのサービスの所望品質の関数であり得る。図5の例では、この優先順位は優先順位判断器534によって判断され得る。] 図5
[0041] RUMに関連する優先順位情報は様々な形態を取り得る。例えば、いくつかの例では、優先順位情報は、重み付け係数(重み)の形態を取り得る。そのような重み付け係数は正規化され得る。例えば、重み付け係数は、重み付け係数に関連するオーバーヘッドを減じるために少数のビット(例えば2または3ビット)によって表わされるように正規化され得る。いくつかの例では、優先順位は、RUMの順位(例えば時間および/または周波数における順位)によって示され得る。例えば、先に生じかつ/またはある周波数上で生じるRUMは、より高い優先順位に関連付けられ得る。]
[0042] RUMが生成されると、アクセス端末(例えば送信器514)は、1つ以上の資源から干渉波を取り除くことを目的として、ある特定の送信機会においてRUMを送信する。ここで、RUMは、近くの送信ノードによって聞かれるように、ある方法に則って(例えば、適切な時点においておよび指定された周波数分割多重化された制御チャネルを介して)送信される。これらのノードは、例えば、関連するアクセス・ポイント、およびこのアクセス端末における受信と潜在的に干渉し得る送信ノード(例えば関連しないアクセス・ポイント)を含む。]
[0043] ブロック308〜318は、アクセス・ポイントによって(例えば本明細書において詳述されているような送信ノードとして動作する場合に)実行され得るいくつかのスケジューリング関連の動作を記述している。上述のように、アクセス・ポイントによって下されるスケジューリングの決定は、アクセス・ポイントによって聞かれたRUMに一部基づき得る。]
[0044] ブロック308によって表わされているように、アクセス・ポイント(例えば受信器512)は1つ以上のアクセス端末(例えば受信ノード)からRUMを受信し得る。具体的には、アクセス・ポイントは、1つ以上の関連するアクセス端末(例えばアクセス・ポイントが情報を送信している宛先であるノード)、および/または1つ以上の関連しないアクセス端末(例えば別のアクセス・ポイントから情報を受け取っている、近くのアクセス端末)からRUMを受け取り得る。]
[0045] 上述のように、RUMは、そのRUMが当てはまる資源を指定する資源標識を含み得る。したがって、アクセス・ポイント(例えば資源特定器522)は、受信されたRUMの各々が対象としている資源を特定し得る。このように、アクセス・ポイントは、近隣のアクセス端末が干渉波を取り除こうとしている資源を特定し得る。]
[0046] また、上述のように、RUMは、例えば、所与のアクセス端末が経験している「不利な状況の程度」を指定する優先順位標識を含み得る。したがって、ブロック310によって表わされているように、アクセス・ポイント(例えばトラフィック・スケジューラ518)は、特定された資源についての複数のRUMの優先順位同士を比較して最高の優先順位を有している1つまたは複数のノードを特定し得る。]
[0047] したがって、ブロック312および314によって表わされているように、アクセス・ポイントは自身のアクセス端末のうちのいずれかが1つ以上の資源についての競合に勝利したかどうか判断し得る。例えば、アクセス・ポイントが同じ資源を対象とする複数のRUMを受信すると、アクセス・ポイントは、アクセス・ポイントに関連するアクセス端末によって送信されたRUMのうちのいずれかが、関連しないアクセス端末のいずれかによって送信されたRUMより高い優先順位を有するか判断する。関連するアクセス端末が最高の優先順位を有する場合、関連するアクセス端末はその資源についての競合に勝利したと認められ得る。したがって、アクセス・ポイントは、自由にその資源上で(例えばRUMが対象とする送信機会中で)トラフィックをスケジューリングすることが可能である。]
[0048] 逆に、関連しないアクセス端末が最高の優先順位を有する場合、関連するアクセス端末は資源についての競合に敗北したと認められ得る。この場合、アクセス・ポイントは、関連しないアクセス端末からのRUMに従うことを選択し得る。したがって、アクセス・ポイントは、トラフィックをその資源上で自由にスケジューリングすることができないかもしれない。]
[0049] ブロック316によって表わされているように、アクセス・ポイントに関連するアクセス端末の少なくとも1つが資源についての競合に勝利した場合、アクセス・ポイント(例えばスケジューラ518)は、自身の関連するアクセス端末のうちのいくつかまたは全てのための順方向リンク・トラフィックを対応する資源上でスケジューリングし得る。上述のように、所与のRUMは、複数の資源(例えば複数のキャリア)を対象とし得る。そして、アクセス・ポイントは複数の関連するアクセス端末からRUM(これらのRUMのうちのいくつかは相違する資源を対象としていた)を受信したということがあり得る。この結果、アクセス・ポイントは、ブロック316でこれらの資源の1つ以上の上で順方向リンク・トラフィックをスケジューリングすることを選択し得る。]
[0050] 利用可能な他の資源がある場合、アクセス・ポイントは、これらの資源上でも順方向リンク・トラフィックをスケジューリングすることを選択してもよい。例えば、アクセス・ポイントは、RUMが送信されなかった任意の資源上でトラフィックをスケジューリングし得る。]
[0051] しかしながら、上述のように、スケジューラ518は、RUMが送信された資源上でスケジューリングすることを最初に試みる。これらの資源上では干渉波がより少ない可能性があるからである。これらの資源は干渉波がより少ない可能性がある。なぜなら、潜在的にこれらの資源上で干渉を引き起こす可能性があるあらゆる近くのアクセス・ポイントもそれらの資源についてのRUMを聞いたはずだからである。したがって、これらのアクセス・ポイントは、それらのアクセス端末が競合に勝利しなかったと判断したはずである。その結果、これらのアクセス・ポイントは、指定の送信機会にこれらの資源上での送信を抑えるはずである。]
[0052] ノードが次の送信機会(例えば次のスケジューリングされたタイムスロット)についての送信を抑え得る様々な方法がある。複数の例は、時間において引き下がること(例えば、複数のスロットまたはインターレースにわたって送信を差し控える)、周波数において引き下がること(例えば、複数の周波数帯またはキャリアにわたって送信を差し控える)、電力において引き下がること(例えば次のタイムスロットにおいて送信電力を減じること)を含む。]
[0053] マルチキャリア方式では、ノードがRUMを聞いた場合、ノードはキャリア標識によって指定されたキャリア上でのみRUMに従い得る。ノードが相違する受信器からの複数のRUMに従うことを選択した場合、ノードは、RUMキャリア標識の全てによって指定されたキャリアに対する「OR」動作を実行し得る。したがって、この動作の結果の補数は、ノードが送信を行い得るキャリアを示し得る。]
[0054] いくつかの例では、スケジューラ518は、相違するアクセス端末を宛先とするトラフィックを資源の相違する部分(例えばキャリアのサブキャリア)上でスケジューリングし得る。例えば、スケジューラ518は、相違するアクセス端末に割り当てるためのサブキャリアのリストを保持し得る。ここで、RUMされたキャリア(すなわちRUMが送信された対象のキャリア)に属するサブキャリアは、リストの一番上に配置され得る。例えば、サブキャリアの2つの順列が作成され得(例えばRUMが送信された対象のキャリアについて1つ、および対象のRUMが送信されなかったキャリアについて1つ)、次に、これらのリスト同士が連結され得る。このことはRUMされたキャリアがまず選択されることを保証し得る。いくつかの実現形態では、サブキャリアのランダムな順列が使用され得る。]
[0055] スケジューラ518は関連するノードへのトラフィック・フローまたはホップと関連した相対的な優先順位に基づいて資源を割り当てて得る。例えば、スケジューラ518は、最初に、最高優先順位を有する(例えば、データについての最も強く要求されている)フローまたはホップに資源を割り当てようとし得る。これらの優先順位は、例えばトラフィック・フロー・レート、バッファされたトラフィックの量、資源活用メッセージ優先順位、トラフィック・フローの形式(例えば音声、データ、トラフィック・フロー・クラスなど)、ヘッド・オブ・ライン遅延、またはサービスの質パラメータのうちの少なくとも1つに基づき得る。上記のように、スケジューラ518は、まず、干渉が最も少ない資源(例えば、競合に勝利した、関連ノードからのRUMが対象とするキャリア)上で相対的な優先順位に関連するトラフィック・フローまたはホップをスケジューリングしようとし得る。]
[0056] 再び図3を参照すると、ブロック318によって表わされているように、アクセス・ポイントに関連するアクセス端末のいずれもが資源についての競合に勝利しなかった場合、アクセス・ポイントは、順方向リンク・トラフィックを他の資源上でスケジューリングすることを選択し得る。例えば、アクセス・ポイントは、RUMが送信されなかった1つ以上の資源上でトラフィックをスケジューリングし得る。上記のように、この場合、スケジューラ518は、トラフィック・フローまたはホップに関連する相対的な優先順位に基づいて資源を割り当て得る。また、スケジューラ518は、相違するアクセス端末を宛先とするトラフィックのために、資源の相違する部分(例えばキャリアのサブキャリア)をスケジューリングし得る。] 図3
[0057] 次に図4を参照して、アクセス・ポイント(例えばノード502)が、アクセス・ポイントによって送信されたRUMに少なくとも一部基づいて逆方向リンク・トラフィックをスケジューリングする背景においていくつかの動作が記述される。この例において、アクセス・ポイントは、1つ以上の関連するアクセス端末(例えばノード504)からアクセス・ポイントが受信するトラフィックをスケジューリングする。ここでアクセス・ポイントが送信したRUMが対象とする逆方向リンク資源上でこのトラフィックをスケジューリングすることの試みに対して優先順位が与えられる。] 図4
[0058] ブロック402〜406は、RUMを生成することとの関連でアクセス・ポイントによって(例えば本明細書において詳述されているような受信ノードとして動作する場合に)実行され得るいくつかの動作を記述している。ここでも、これらのような動作がシステム中の他のノードによって実行され得ることが認識されるべきである。]
[0059] ブロック402によって表わされているように、アクセス・ポイント(例えばサービスの質判断器526)は、自身が受信トラフィックについてのサービスの質(「QoS」)要件を満たしているかどうか判断する。例えば、アクセス・ポイントは現在のサービスの質が上記のように所望の水準未満かどうか判断し得る。]
[0060] ブロック404によって表わされているように、アクセス・ポイント(例えば資源特定器522)は、トラフィックを受信するための1つ以上の所望の資源を特定し得る。ここでも、マルチキャリア方式では、アクセス・ポイントは、割り当てられたキャリア郡の(例えば1以上の)部分集合を対象とするRUMを送信することを選択し得る。]
[0061] ブロック406によって表わされているように、アクセス・ポイントが自身のサービスの質要件を満たしていない場合、アクセス端末は特定された資源から干渉波を取り除くことを目的としてRUMを送信する。ここで、RUM生成器524は、例えば(例えばブロック404において示されているように)RUMが当てはまる資源の標識、およびアクセス・ポイントが直面した「不利な状況の程度」を示す優先順位標識を含んだRUMを生成し得る。図5の例では、この優先順位は優先順位判断器520によって判断され得る。] 図5
[0062] RUMが生成されると、アクセス・ポイント(例えば送信器510)は、1つ以上の資源から干渉波を取り除くことを目的として、ある特定の送信機会においてRUMを送信する。ここでも、RUMは、近くの送信ノードによって聞かれるように、ある方法に則って(例えば適切な時点において)送信される。これらのノードは、例えば、関連するアクセス端末、およびこのアクセス・ポイントにおける受信と潜在的に干渉し得る送信ノード(例えば関連しないアクセス端末)を含む。]
[0063] ブロック408〜418は、アクセス・ポイントによって実行され得るいくつかのスケジューリング関連の動作を記述している。上述のように、アクセス・ポイントによって下されるスケジューリングの決定は、アクセス・ポイントによって聞かれたRUMに一部基づき得る。]
[0064] ブロック408によって表わされているように、アクセス・ポイント(例えば受信器512)は1つ以上の隣接アクセスポイント(例えば受信ノード)からRUMを受信し得る。すなわち、周辺の他のアクセス・ポイントは、アクセス・ポイントと同じ送信機会についてのRUMを送信し得る。上に詳述されているように、アクセス・ポイント(例えば資源特定器522)は受信された各RUMが対象とする資源を特定し得る。]
[0065] 次に、ブロック410によって表わされているように、アクセス・ポイント(例えばスケジューラ518)は、特定された資源についての複数のRUMの優先順位同士を比較する。こうして、アクセス・ポイントは、最高優先順位を有する1つまたは複数のノードを特定し得る。]
[0066] したがって、ブロック412および414によって表わされているように、アクセス・ポイントは自身が1つ以上の資源についての競合に勝利したかどうか判断し得る。例えば、アクセス・ポイントが、ある受信されたRUMと同じ資源を対象とするRUMを送信していた場合、アクセス・ポイントは、自身のRUMが、受信されたRUMのうちのいずれよりも高い優先順位を有しているかどうか判断し得る。]
[0067] ブロック416によって表わされているように、アクセス・ポイントが資源についての競合に勝利した場合、アクセス・ポイント(例えばスケジューラ518)は、自身の関連するアクセス端末のうちのいくつかまたは全てからの逆方向リンク・トラフィックを対応する資源上でスケジューリングし得る。上述のように、ブロック416において、勝利したRUMは複数の資源(例えば複数のキャリア)を対象とし得、それによって、アクセス・ポイントは、これらの資源の1つ以上において逆方向リンク・トラフィックをスケジューリングすることを選択し得る。また、利用可能な他の資源がある場合、アクセス・ポイントは、これらの資源上で、しかし上に詳述されているようにRUMされた資源よりより低い優先順位で、逆方向リンク・トラフィックをスケジューリングすることを選択し得る。また、スケジューラ518は、相違するアクセス端末からのトラフィックを資源の相違する部分(例えばキャリアのサブキャリア)上でスケジューリングし得る。また、スケジューラ518は、トラフィック・フローまたはホップに関連する相対的な優先順位に基づいて資源を関連するノードに割り当て得る。]
[0068] ブロック418によって表わされているように、アクセス・ポイントが資源についての競合に勝利しなかった場合、アクセス・ポイントは、逆方向リンク・トラフィックを他の資源上でスケジューリングすることを選択し得る。例えば、アクセス・ポイントは、上に詳述されているように、RUMが送信されなかった1つ以上の資源上でトラフィックをスケジューリングし得る。ここでも、スケジューラ518は、トラフィック・フローまたはホップに関連する相対的な優先順位に基づいて資源を関連するノードに割り当て得る。]
[0069] 本明細書の教示は、少なくとも1つの他の無線装置と通信するための様々な要素を使用する装置に組み入れられ得る。図6は、装置間の通信を円滑にするために使用され得るいくつかの実例的要素を図示している。ここで、第1装置602(例えばアクセス端末)および第2装置604(例えばアクセス・ポイント)は適切な媒体上の無線通信リンク606によって通信するように適合されている。] 図6
[0070] 最初に、装置602から装置604へ情報を送信することに関与する要素(例えば逆方向リンク)が扱われる。送信(「TX」)データ・プロセッサ608はデータバッファ610または他のある適切な要素からトラフィック・データ(例えばデータ・パケット)を受け取る。送信データ・プロセッサ608は、選択された符号化および変調方式に基づいて各データ・パケットを処理し(例えば、符号化し、インターリーブし、シンボル・マッピングし)、データ・シンボルを提供する。一般に、データ・シンボルはデータについての変調シンボルであり、パイロット・シンボルはパイロット(それは先験的に知られている)についての変調シンボルである。変調器612はデータ・シンボル、パイロット・シンボル、および、恐らくは逆方向リンク用シグナリング(signaling)を受信し、変調(例えばOFDMまたは他の何らかの適切な変調)および/またはシステムによって規定されているような他の処理を実行し、出力チップのストリームを提供する。送信器(「TMTR」)614は、出力チップ・ストリームを処理し(例えば、アナログへ変換し、濾波し、増幅し、周波数アップコンバートし)、変調された信号を生成する。次いで、この変調された信号はアンテナ616から送信される。]
[0071] 装置602によって送信された変調された信号は、(装置604と通信中の他の装置からの信号とともに)装置604のアンテナ618によって受信される。受信器(「RCVR」)620は、アンテナ618からの受信された信号を処理し(例えば、調整し、ディジタル化し)、受信されたサンプルを提供する。復調器(「DEMOD」)622は、受信されたサンプルを処理し(例えば、復調し、検出し)、検出されたデータ・シンボルを提供する。このデータ・シンボルは、他方の装置によって装置604に送信されたデータ・シンボルの雑音が多い推定値であり得る。受信(「RX」)データ・プロセッサ624は、検出されたデータ・シンボルを処理し(例えば、シンボル・デマッピングし、デインタリーブし、復号し)、各送信デバイス(例えば装置602)に関連する復号されたデータを提供する。]
[0072] 次に、装置604から装置602へ情報を送信することに関与する要素(例えば順方向リンク)が取り上げられる。装置604において、トラフィック・データは、送信(「TX」)データ・プロセッサ626によって処理されてデータ・シンボルを生成する。変調器628は、データ・シンボル、パイロット・シンボル、および順方向リンク用シグナリングを受信し、変調(例えばOFDMまたは他の何らかの適切な変調)および/または他の適切な処理を実行し、出力チップ・ストリームを提供する。出力チップ・ストリームは送信器(「TMTR」)630によってさらに調整され、アンテナ618から送信される。いくつかの実現形態では、順方向リンク用シグナリングは、電力制御命令、およびコントローラ632によって生成された、装置604に逆方向リンク上で送信する全ての装置(例えば端末)のための他の情報(例えば、通信チャネルに関する情報)を含み得る。]
[0073] 装置602において、装置604によって送信された変調された信号は、アンテナ616によって受信され、受信器(「RCVR」)634によって調整およびディジタル化され、次いで復調器(「DEMOD」)636によって処理されて検出されたデータ・シンボルを得る。受信(「RX」)データ・プロセッサ638は、検出されたデータ・シンボルを処理し、装置602のための復号されたデータおよび順方向リンク・シグナリング提供する。コントローラ640は、電力制御命令、データ送信を制御するためのおよび送信電力を制御するための他の情報を装置604への逆方向リンク上で受信する。]
[0074] コントローラ640および632は、装置602および装置604の様々な動作をそれぞれ指揮する。例えば、コントローラは、適切なフィルタおよびフィルタに関する報告情報を決定し得、フィルタを使用して復号情報を決定し得る。データ・メモリ642および644はコントローラ640および632によって使用されるプログラム・コードおよびデータをそれぞれ格納し得る。]
[0075] 図6は、また、通信要素が本明細書において教示されるようなトラフィック・スケジューリング動作を実行する1つ以上の要素を含み得ることを例示している。例えば、RUM制御要素646は、コントローラ640および/または装置602の他の要素と協同して本明細書において教示されているように別の装置(例えば装置604)へ信号を送信および受信し得る。同様に、RUM制御要素648は、コントローラ632および/または装置604の他の要素と協同して別の装置(例えば装置602)へ信号を送信および受信し得る。各装置602および604については、記述されている要素の2つ以上の機能が1つの要素によって提供され得ることが認識されるべきである。例えば、1つの処理要素がRUM制御要素646およびコントローラ640の機能を提供し得、また、1つの処理要素がRUM制御要素648およびコントローラ632の機能を提供し得る。] 図6
[0076] 本明細書の教示は様々な種類の通信システムおよび/またはシステム構成要素に組み入れられ得る。いくつかの側面では、本明細書の教示は、利用可能なシステム資源を(例えば帯域幅、送信電力、符号化、インターリーブの1つ以上を特定することによって)共用することによって、複数ユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムで使用され得る。例えば、本明細書の教示は、符号分割多元接続(「CDMA」)システム、マルチキャリアCDMA(「MCCDMA」)、広帯域CDMA(「W−CDMA」)、高速パケット・アクセス(「HSPA」、「HSPA+」)システム、時分割多元接続(「TDMA」)システム、周波数分割多元接続(「FDMA」)システム、シングルキャリアFDMA(「SC−FDMA」)システム、直交周波数分割多元接続(「OFDMA」)システム、あるいは他の多元接続技術の任意のものまたは組合せに適用され得る。本明細書の教示を使用する無線通信システムはIS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMAおよび他の規格のような1つ以上の規格を実現するように設計され得る。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(「UTRA」)、cdma2000、または他の何らかの技術のような無線技術を実現し得る。UTRAはW−CDMAおよびロウ・チップ・レート(Low Chip Rate、「LCR」)を含んでいる。cdma2000技術は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格を網羅している。TDMAネットワークは、グローバル移動体通信システム(「GSM(登録商標)」)のような無線技術を実現し得る。OFDMAネットワークは、エボルブドUTRA(Evolved UTRA、「e−UTRA」)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュOFDMなどのような無線技術を実現し得る。UTRA、e−UTRAおよびGSMはユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(Universal Mobile Telecommunication System、「UMTS」)の一部である。本明細書の教示は、3GPPロング・ターム・エボルーション(3GPP Long Term Evolution、「LTE」)システム、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(Ultra-Mobile Broadband、「UMB」)システム、および他の種類のシステムで実現され得る。LTEはe−UTRAを使用するUMTSのリリースである。3GPPの用語を使用して、本開示の特定の側面は記述されているかもしれないが、本明細書の教示は、3GPP(Re199、Re15、Re16、Re17)技術、および3GPP2(IxRTT、1xEV−DORelO、RevA、RevB)技術、および他の技術に適用され得ることが理解されるべきである。]
[0077] 本明細書の教示は様々な機器(例えばノード)に組み入れられ得る(例えば、そのような機器内でまたは機器によって実現され得る)。いくつかの側面では、本明細書の教示に従って実現されているノード(例えば無線ノード)は、アクセス・ポイントまたはアクセス端末を具備し得る。]
[0078] 例えば、アクセス端末は、ユーザ装置、加入者局、加入者ユニット、移動局、モバイル、モバイル・ノード、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ装置、または他の何らかの用語を具備し得、これらとして実現され得、あるいは知られている。いくつかの実現形態では、アクセス端末は携帯電話(コードレス電話機)、セッション初期化プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、無線接続能力を有する携帯型装置、または無線モデムと接続された他の何らかの適切な処理装置を具備し得る。したがって、本明細書において教示されている1つ以上の側面は、電話(例えば携帯電話(セル式電話)またはスマートフォン)、コンピュータ(例えばラップトップ)、携帯型通信装置、携帯コンピューティング機器(例えば個人用携帯情報端末)、娯楽装置(例えば音楽装置、ビデオ装置、または衛星ラジオ)、全地球測位システム装置、または無線媒体によって通信するように構成されているあらゆる適切な装置内に組み入れら得る。]
[0079] アクセス・ポイントは、NodeB、eNodeB、無線ネットワーク・コントローラ(「RNC」)、基地局(「BS」)、無線基地局(「RBS」)、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線トランシーバ、無線ルータ、基本サービス・セット(「BSS」)、拡張サービス・セット(「ESS」)または他のある同様の用語を具備し得、これらとして実現され得、これらとして知られている。]
[0080] いくつかの側面では、ノード(例えばアクセス・ポイント)は、通信システムのためのアクセス・ノードを具備し得る。そのようなアクセス・ノードは、例えば、ネットワーク(例えばインターネットまたはセルラ・ネットワークのような広域ネットワーク)への有線通信リンクまたは無線通信リンクによってネットワークのための接続またはネットワークへの接続を提供し得る。したがって、あるアクセス・ノードは、別のノード(例えばアクセス端末)がネットワークまたは他のある機能にアクセスすることを可能にし得る。また、ノードの一方または両方が携帯型、あるいは場合によっては比較的非携帯型であり得ることが認識されるべきである。]
[0081] また、無線ノードが非無線的な方法で(例えば有線接続によって)情報を送信および/または受信でき得ることが認識されるべきである。したがって、本明細書において詳述されているような受信器および送信器は、非無線媒体によって通信するための適切な通信インターフェース要素(例えば電気的要素または光インターフェース要素)を含み得る。]
[0082] したがって、無線ノードは、無線ノードによって送信されたか、無線ノードで受信されたデータに基づいた機能を実行する様々な要素を含み得る。例えば、アクセス・ポイントおよびアクセス端末は、信号(例えば制御および/またはデータに関するメッセージ・トラフィック)を送受信するためのアンテナを含み得る。また、アクセス・ポイントは、自身の受信器が複数の無線ノードから受信したか、自身の送信器が複数の無線ノードに送信するデータ・トラフィック・フローを管理するように構成されたトラフィック・マネージャを含み得る。また、アクセス端末は、受信されたデータ(例えばスケジューリングされたトラフィック)に基づいて標識を出力するように構成されたユーザ・インターフェースを含み得る。]
[0083] 無線ノードは任意の適切な無線通信技術に基づくかこれをサポートする1つ以上の無線通信リンクによって通信し得る。例えば、いくつかの側面では、無線ノードはネットワークと対応付けられ得る。いくつかの側面では、ネットワークはローカル・エリア・ネットワークまたは広域ネットワークを具備し得る。無線装置は、様々な無線通信技術、プロトコル、または本明細書において詳述されているもののような規格(例えばCDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、Wi−Fiなど)の1つ以上をサポートまたは使用し得る。同様に、無線ノードは、様々な対応する変調または多元化方式の1つ以上をサポートまたは使用し得る。したがって、無線ノードは、上記の無線通信技術または他の無線通信技術を使用して1つ以上の無線通信リンクを確立しこれを介して通信するための適切な要素(例えば無線インターフェース)を含み得る。例えば、無線ノードは、無線媒体上での通信を円滑にする様々な要素(例えば信号発生器および信号プロセッサ)を含み得る送信器要素および受信器要素に関連する無線トランシーバを具備し得る。]
[0084] 本明細書において記述されている要素は様々な方法で実現され得る。図7を参照すると、機器700は、例えば1つ以上の集積回路(例えばASIC)によって実現されている機能を表わし得るか、本明細書において教示されているような他の何らかの方法で実現され得る一連の互いに関係する機能ブロックとして表わされている。本明細書において詳述されているように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の要素、またはその何らかの組合せを含み得る。] 図7
[0085] 機器700は様々な図に関する上記の機能の1つ以上を実行し得る1つまたは複数のモジュールを含み得る。例えば、資源を特定するためのASIC702は、例えば本明細書において詳述されているような資源特定器に相当し得る。トラフィックをスケジューリングするためのASIC704は、例えば本明細書において詳述されているようなトラフィック・スケジューラに相当し得る。]
[0086] 上述のように、いくつかの側面では、これらの要素は適切なプロセッサ要素によって実現され得る。これらのプロセッサ要素は、いくつかの側面において、本明細書において教示されているような構造を少なくとも一部使用して実現され得る。いくつかの側面では、プロセッサは、これらの要素の1つ以上の機能の一部または全てを実現するように適合され得る。いくつかの側面では、破線で描かれている箱によって表わされている任意の要素の1つ以上は随意的なものである。]
[0087] 上述のように、機器700は1つ以上の集積回路を具備し得る。例えば、いくつかの側面では、1つの集積回路が、図示されている要素の1つ以上の機能を実現し得、他方、他の側面では、複数の集積回路が、図示されている要素の1つ以上の機能を実現し得る。]
[0088] また、図7によって表わされている要素および機能、ならびに本明細書において記述されている他の要素および機能は、任意の適切な手段を使用して実現され得る。そのような手段も、本明細書において教示されているような対応する構造を少なくとも一部使用して実現され得る。例えば、図7の「…ためのASIC」要素とともに上に記述されている要素は、同様に指定されている「…ための手段」機能にも対応し得る。したがって、いくつかの側面では、そのような手段の1つ以上は、プロセッサ要素、集積回路、または本明細書において教示されているような他の適切な構造の1つ以上を使用して実現され得る。] 図7
[0089] また、「第1」、「第2」などのような指定を使用して本明細書において要素に対して言及することは、いずれも、概してそれらの要素の量や順序を限定しないことが理解されるべきである。むしろ、これらの指定は、2つ以上の要素または要素の実例を識別する便利な方法として本明細書において使用され得る。したがって、第1要素および第2要素への言及は、2つの要素だけがそこで使用され得ることも、第1要素が何らかの点で第2の要素に先行しなければならないことも意味しない。また、要素の組は、別に明言がない限り、1つ以上の要素を具備し得る。また、明細書または請求項において使用されている記述「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」は、「AまたはBまたはC、あるいはそれらの任意の組合せ」を意味する。]
[0090] 当業者は、情報と信号が様々な相違する技術および手法のうちの任意のものを使用して表わされ得ることを理解するだろう。例えば、上記の記述の全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光電場または光粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表わされ得る。]
[0091] さらに、当業者は、本明細書において開示されている側面との関連において記述されている様々な例証用の論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズム・ステップの任意のものが電子回路ハードウェア(例えばディジタル実現形態、アナログ実現形態、またはこれら2つの組合せ(これはソース・コーディングまたは他の何らかの手法を使用して設計され得る))、プログラムまたは命令を取り入れたデザイン・コードの様々な形態(これは、便宜上、本明細書において「ソフトウェア」または「ソフトウェア・モジュール」と称され得る)、あるいは両者の組合せとして実現され得ることを認識するだろう。このハードウェアとソフトウェアの互換性を明らかにするために、概して、様々な例証用の要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、それらの機能の観点で上に記述された。そのような機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、システム全体に課されている具体的な適用形態と設計制約に依存する。当業者は、記述されている機能を個々の具体的な適用形態向けの様々な形で実現し得、そのような実現形態を決定することは本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきでない。]
[0092] 本明細書において開示されている側面との関連で記述されている様々な例証用の論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(「IC」)、アクセス端末、またはアクセス・ポイント内でまたはこれらによって実現され得る。ICは、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理回路、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート型ハードウェア構成要素、電気的構成要素、光学的構成要素、機械的構成要素、または本明細書において記述されている機能を実行するように設計された任意の組合せを具備し得、また、IC内、IC外、またはその両方に位置するコードまたは命令を実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得、または、汎用プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシンであり得る。プロセッサは、コンピュータ装置、例えばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協働する1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成、の組合せとして実現され得る。]
[0093] あらゆる具体的な順序またはあらゆる開示されている工程の複数のステップの階層は、いずれも実例的アプローチの例であることが理解される。デザイン優先度に基づいて、本開示の範囲内にとどまりながら、工程の複数のステップの具体的な順序または階層が並べ替えられ得ることが理解される。付随の方法請求項は、様々なステップの要素を実例的順序で示し、示されている具体的な順序または階層に制限されることを意味されていない。]
[0094] 本明細書において開示されている側面との関連において記述されている方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールで、またはこれら2つの組合せで具現さ得る。ソフトウェア・モジュール(これは、例えば、実行可能命令および関連するデータを含んでいる)および他のデータは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMまたは本技術分野において既知のコンピュータ可読記憶媒体の他の形態のようなデータ・メモリ中に存在し得る。実例的記憶媒体は、例えばコンピュータ/プロセッサ(これは、本明細書において、便宜上、「プロセッサ」と称され得る)のような機械に、プロセッサが記憶媒体から情報(例えばコード)を読み出しまた記憶媒体に情報を書き込めるように、接続され得る。実例的記憶媒体はプロセッサに集積され得る。プロセッサと記憶媒体はASIC内に存在していてもよい。ASICはユーザ装置内に存在し得る。または、プロセッサおよび記憶媒体はユーザ装置のディスクリート型要素として存在し得る。また、いくつかの側面では、任意の適切なコンピュータ・プログラム製品は、本開示の側面の1つ以上に関するコード(これは、例えば、少なくとも1つのコンピュータによって符号によって符号化されている)を具備するコンピュータ可読媒体を具備し得る。いくつかの側面では、コンピュータ・プログラム製品はパッケージング材を具備し得る。]
[0095] 上に開示されている複数の側面の記述は、あらゆる当業者が本開示を実行または使用することを可能にするために提供されている。これらの側面に対する様々な修正は当業者にとって容易に明らかになり、また、本明細書において定義されている包括的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の側面に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書において示されている側面に制限されることを意図されておらず、本明細書において開示されている原理および新規な特徴と一貫している最も広い範囲と一致するべきである。]
权利要求:

請求項1
ノードが資源活用メッセージを送信した対象である、複数の資源のうちの1つの資源を特定することと、前記特定された資源についての競合に基づいて前記ノードを宛先とするトラフィックをスケジューリングすることと、を具備する通信方法。
請求項2
前記ノードが前記特定された資源についての競合に勝利している場合、前記トラフィックが前記特定された資源上でスケジューリングされる、請求項1の方法。
請求項3
前記ノードが前記特定された資源についての競合に勝利していない場合、前記トラフィックが別の資源上でスケジューリングされる、請求項1の方法。
請求項4
前記資源活用メッセージの優先順位と、少なくとも1つの他のノードによって送信された少なくとも1つの他の資源活用メッセージの優先順位と、に基づいて、前記ノードが前記特定された資源についての競合に勝利したかを判定すること、をさらに具備する、請求項1の方法。
請求項5
前記ノードがアクセス・ポイントを具備し、前記アクセス・ポイントが前記スケジューリングを実行する、請求項1の方法。
請求項6
前記ノードがアクセス端末を具備し、前記アクセス端末に関連するアクセス・ポイントが前記スケジューリングを実行する、請求項1の方法。
請求項7
前記ノードがアクセス端末を具備し、前記アクセス端末が前記スケジューリングを実行する、請求項1の方法。
請求項8
前記資源活用メッセージが、前記特定された資源を特定する標識を具備する、請求項1の方法。
請求項9
前記特定された資源が、複数の利用可能なキャリアのうちの少なくとも1つを具備する、請求項1の方法。
請求項10
前記複数のキャリアの各々が複数のサブキャリアを具備し、前記トラフィックが前記複数のサブキャリアのうちの少なくとも一部の上でスケジューリングされる、請求項9の方法。
請求項11
前記トラフィックをスケジューリングすることが、前記トラフィックの優先順位にさらに基づく、請求項1の方法。
請求項12
前記ノードがノードの組のうちの1つであり、前記トラフィックをスケジューリングすることが、前記ノードの組に関連する複数のトラフィック・フローの相対的な優先順位に従って特定された資源を使用するように前記ノードの組をスケジューリングすることを具備する、請求項1の方法。
請求項13
前記相対的な優先順位が、トラフィック・フロー・レート、バッファされたトラフィックの量、資源活用メッセージ優先順位、トラフィック・フローの形式、ヘッド・オブ・ライン遅延、またはサービスの質パラメータのうちの少なくとも1つに基づく、請求項12の方法。
請求項14
ノードが資源活用メッセージを送信した対象である、複数の資源のうちの1つの資源を特定するための手段と、前記特定された資源についての競合に基づいて前記ノードを宛先とするトラフィックをスケジューリングするための手段と、を具備する通信装置。
請求項15
前記ノードが前記特定された資源についての競合に勝利している場合、前記トラフィックが前記特定された資源上でスケジューリングされる、請求項14の装置。
請求項16
前記ノードが前記特定された資源についての競合に勝利していない場合、前記トラフィックが別の資源上でスケジューリングされる、請求項14の装置。
請求項17
前記スケジューリングするための手段が、前記資源活用メッセージの優先順位と、少なくとも1つの他のノードによって送信された少なくとも1つの他の資源活用メッセージの優先順位と、に基づいて、前記ノードが前記特定された資源についての競合に勝利したかを判定する、請求項14の装置。
請求項18
前記ノードがアクセス・ポイントを具備し、前記装置が前記アクセス・ポイント内で実現されている、請求項14の装置。
請求項19
前記ノードがアクセス端末を具備し、前記装置が前記アクセス端末に関連するアクセス・ポイント内で実現されている、請求項14の装置。
請求項20
前記ノードがアクセス端末を具備し、前記装置が前記アクセス端末内で実現されている、請求項14の装置。
請求項21
前記資源活用メッセージが、前記特定された資源を特定する標識を具備する、請求項14の装置。
請求項22
前記特定された資源が、複数の利用可能なキャリアのうちの少なくとも1つを具備する、請求項14の装置。
請求項23
前記複数のキャリアの各々が複数のサブキャリアを具備し、前記トラフィックが前記複数のサブキャリアのうちの少なくとも一部の上でスケジューリングされる、請求項22の装置。
請求項24
前記トラフィックをスケジューリングすることが、前記トラフィックの優先順位にさらに基づく、請求項14の装置。
請求項25
前記ノードがノードの組のうちの1つであり、前記スケジューリングするための手段が、前記ノードの組に関連する複数のトラフィック・フローの相対的な優先順位に従って特定された資源を使用するように前記ノードの組をさらにスケジューリングする、請求項14の装置。
請求項26
前記相対的な優先順位が、トラフィック・フロー・レート、バッファされたトラフィックの量、資源活用メッセージ優先順位、トラフィック・フローの形式、ヘッド・オブ・ライン遅延、またはサービスの質パラメータのうちの少なくとも1つに基づく、請求項25の装置。
請求項27
ノードが資源活用メッセージを送信した対象である、複数の資源のうちの1つの資源を特定するように構成されている資源特定器と、前記特定された資源についての競合に基づいて前記ノードを宛先とするトラフィックをスケジューリングするように構成されているトラフィック・スケジューラと、を具備する通信装置。
請求項28
前記ノードが前記特定された資源についての競合に勝利している場合、前記トラフィックが前記特定された資源上でスケジューリングされる、請求項27の装置。
請求項29
前記ノードが前記特定された資源についての競合に勝利していない場合、前記トラフィックが別の資源上でスケジューリングされる、請求項27の装置。
請求項30
前記トラフィック・スケジューラが、前記資源活用メッセージの優先順位と、少なくとも1つの他のノードによって送信された少なくとも1つの他の資源活用メッセージの優先順位と、に基づいて、前記ノードが前記特定された資源についての競合に勝利したかを判定するようにさらに構成されている、請求項27の装置。
請求項31
前記ノードがアクセス・ポイントを具備し、前記装置が前記アクセス・ポイント内で実現されている、請求項27の装置。
請求項32
前記ノードがアクセス端末を具備し、前記装置が前記アクセス端末に関連するアクセス・ポイント内で実現されている、請求項27の装置。
請求項33
前記ノードがアクセス端末を具備し、前記装置が前記アクセス端末内で実現されている、請求項27の装置。
請求項34
前記資源活用メッセージが、前記特定された資源を特定する標識を具備する、請求項27の装置。
請求項35
前記特定された資源が、複数の利用可能なキャリアのうちの少なくとも1つを具備する、請求項27の装置。
請求項36
前記複数のキャリアの各々が複数のサブキャリアを具備し、前記トラフィックが前記複数のサブキャリアのうちの少なくとも一部の上でスケジューリングされる、請求項35の装置。
請求項37
前記トラフィックをスケジューリングすることが、前記トラフィックの優先順位にさらに基づく、請求項27の装置。
請求項38
前記ノードがノードの組のうちの1つであり、前記トラフィック・スケジューラが、前記ノードの組に関連する複数のトラフィック・フローの相対的な優先順位に従って特定された資源を使用するように前記ノードの組をスケジューリングするようにさらに構成されている、請求項27の装置。
請求項39
前記相対的な優先順位が、トラフィック・フロー・レート、バッファされたトラフィックの量、資源活用メッセージ優先順位、トラフィック・フローの形式、ヘッド・オブ・ライン遅延、またはサービスの質パラメータのうちの少なくとも1つに基づく、請求項38の装置。
請求項40
ノードが資源活用メッセージを送信した対象である、複数の資源のうちの1つの資源を特定することと、前記特定された資源についての競合に基づいて前記ノードを宛先とするトラフィックをスケジューリングすることと、を実行可能なコードによって符号化されているコンピュータ可読媒体を具備する、通信用コンピュータ・プログラム製品。
請求項41
アンテナと、ノードが資源活用メッセージを送信した対象である、複数の資源のうちの1つの資源を特定するように構成されている資源特定器と、前記特定された資源についての競合に基づいて、前記ノードを宛先とし前記アンテナを伝播するトラフィックをスケジューリングするように構成されているトラフィック・スケジューラと、を具備するアクセス・ポイント。
請求項42
ノードが資源活用メッセージを送信した対象である、複数の資源のうちの1つの資源を特定するように構成されている資源特定器と、前記特定された資源についての競合に基づいて前記ノードを宛先とするトラフィックをスケジューリングするように構成されているトラフィック・スケジューラと、前記スケジューリングされたトラフィックに基づいて標識を出力するように構成されているユーザ・インターフェースと、を具備するアクセス端末。
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